日本の皇室は、紀元前660年も前、神話の時代から、126代に渡って続いています。
そして、父系(男系)での皇位継承が貫徹されています。これを「万世一系」と言います。
つまり、お父さんを辿(たど)れば、例外なく初代天皇陛下である神武天皇まで遡(さかのぼ)ることが出来るのです。
宮家
宮家(みやけ)とは、宮号を賜った皇族男子を祖とする、皇族の一家のことです。
宮家は天皇にお世継ぎがない場合に次の天皇を立てる役割を担っています。
伏見宮、閑院宮、桂宮、有栖川宮は、「世襲親王家」と呼ばれています。
伏見宮
伏見宮は、世襲親王家の4家の中では最も歴史が古く、約600年に渡って存在しています。
しかし、伏見宮系の11宮家を、GHQが敗戦と被占領により日本が主権を喪失していた当時に強権を持って皇籍離脱させました。
政府機関の非公式な調べによると2019年時点で10代5人、20代前半2人の皇位継承者たり得る男子、すなわち男系・父系で皇統につながる男子が旧11宮家にいらっしゃるという現況があります。
現在、政府や与党内で、国民的理解に基づく立法措置を経たのちに、旧宮家の皇位継承たり得る男子の中から了承の意思を持たれる方々に皇籍に復帰いただく案等が検討されています。
閑院宮、桂宮、有栖川宮
・閑院宮
春仁王に男子がおらず、昭和63年(1988年)に断絶。
・桂宮
当初は八条宮、後に常磐井宮、京極宮。
明治14年(1881年)、12代淑子内親王の薨去により断絶。
・有栖川宮
当初は高松宮。
平成16年(2004年)、宣仁親王妃喜久子の薨去により断絶。