日本の皇室は、紀元前660年も前、神話の時代から、126代に渡って続いています。二千年以上続く世界最古の王室です。
そして、父系(男系)での皇位継承が貫徹されています。これを「万世一系」と言います。
つまり、お父さんを辿(たど)れば、例外なく初代天皇陛下である神武(じんむ)天皇まで遡(さかのぼ)ることが出来るのです。
神武天皇は、日向(宮崎県)から大和(奈良県)を目指す「神武東征」を行い、橿原宮(かしはらのみや)で即位しました。即位の際には「世界を一軒の家のように仲良く」という「八紘一宇」の理想を掲げました。神武天皇は奈良県の橿原神宮に祀られています。
さらに神武天皇から五代遡ると天照大神(あまてらすおおみかみ)に行きつきます。天照大神は皇祖神とされ三重県の伊勢神宮に祀られています。
皇祖神が女性であるというのは、「母なるものの偉大さ」を示しているのではないでしょうか。
女性天皇
女性天皇は過去に十代八人、いらっしゃっいました。
一度退位した天皇が再び即位することを重祚(ちょうそ)と言いますが、重祚した女性天皇が二人いらっしゃいました。
初の女性天皇は推古天皇で、聖徳太子(厩戸皇子)を摂政に据え、冠位十二階や十七条憲法の制定など、天皇を中心とした国家体制の強化と仏教興隆を進めました。
母系(女系)天皇とは
例えば女性天皇がもしも皇統に属していない方と結婚され御子が即位されたら母系天皇となります。
家系図を見ると、いわゆる母系天皇は存在したことがないのが分かるでしょう。
今後もし母系天皇を認めれば、世界的に見ても王朝の交代を意味します。天皇家の皇室は終わり、天皇ならざる天皇を生み出すことになります。
宮家
皇位を父系で続けていく知恵として宮家があります。
宮家とは、宮号を賜った皇族男子を祖とする、皇族の一家のことです。
宮家は天皇にお世継ぎがない場合に次の天皇を立てる役割を担っています。
伏見宮、閑院宮、桂宮、有栖川宮は、「世襲親王家」と呼ばれています。
伏見宮
伏見宮は、世襲親王家の4家の中では最も歴史が古く、約600年に渡って存在しています。
しかし、伏見宮系の11宮家を、GHQが敗戦と被占領により日本が主権を喪失していた当時に強権を持って皇籍離脱させました。
政府機関の非公式な調べによると2019年時点で10代5人、20代前半2人の皇位継承者たり得る男子、すなわち男系・父系で皇統につながる男子が旧11宮家にいらっしゃるという現況があります。
現在、政府や与党内で、国民的理解に基づく立法措置を経たのちに、旧宮家の皇位継承たり得る男子の中から了承の意思を持たれる方々に皇籍に復帰いただく案等が検討されています。
閑院宮、桂宮、有栖川宮
閑院宮、桂宮、有栖川宮は、後継者がおらず、いづれも断絶しています。
・閑院宮
春仁王に男子がおらず、昭和63年(1988年)に断絶。
・桂宮
当初は八条宮、後に常磐井宮、京極宮。
明治14年(1881年)、12代淑子内親王の薨去により断絶。
・有栖川宮
当初は高松宮。
平成16年(2004年)、宣仁親王妃喜久子の薨去により断絶。






